整備済み 銘機 SONY TA-F333ES 79,800円(当時) コレクション放出です。手狭になり泣く泣く出品いたします。電源を入れて音出し確認したところ、ボリュームを上下するとガリ音が酷く、ボリュームノブもグラグラしていたので、思い切って修理する事にしました。ケースを開いて長年の溜まった埃をエアで除去。続いてフロントパネルを外し、ボリュームのパーツを引き出して、接点復活剤で時間を掛けてクリーニング。 結果、無音でLchに小さく僅かに「チリリ」と聞こえる程度まで回復。音が出ている状態でボリュームノブを上げ下げしても全くノイズは聞こえません。音出し確認（出力のみ）は全て確認しました。アナログはMCのみ。音の良さに暫く聴きこんでしまいました。7万台のアンプとは思えない素晴らしい音です。後継機のTA-F333ESX(1986年)よりも音質は好みです。 コストが非常に掛かるオーディオ カレント トランスファ ドライブ採用 最終モデル。銅メッキシャーシ(カッパータイト処理)が、残念ながら本機 TA-F333ES、555ESⅡ、フラッグシップモデル777ES(185,000円 1983年発売 ) が最後だからです。(バブル期のESXモデルは、サイドウッド、ヘアライン処理、G(ジブラルタル)シャーシなどで一見、お金の掛かった高音質に見えるけど、実は見せかけだけ。あまりにもつまらなくて飽きて即売却いたしました。)本機を出品するのを、正直ためらう程です。年式を考えると綺麗な状態だと思います。 出品内容はアンプ本体のみ。他は付属しません。レコード(MM 、MC)の出力対応のアンプも少なくなりました。この機会にいかがでしょうか。 ■ SONY TA-F333ES オーディオ・カレント・トランスファ方式によりリニアゲインコントロール方式アッテネーターを音量調整用ボリュームに採用しており諸特性が良好。MCカートリッジに対応したイコライザーアンプは高域特性に優れ、TIM歪を追放するローノイズHi-gmFETを採用しています。これ以外にもLC-OFCを使った配線材の採用や磁気歪を低減する高剛性銅メッキシャーシ、大容量コンデンサ、放熱性の高い大型ヒートシンクなどのパーツを投入しています。MCカートリッジ(40Ω/3Ω)も接続できるカートリッジロードセレクターを搭載。